子どもの体が硬いのはなぜ?原因と改善方法を解説〈兵庫,姫路市,飾磨区,ジュニア体幹スクール,One’s Fit姫路〉
2025/02/10
こんにちは!兵庫県姫路市飾磨区でジュニア体幹育成スクールを運営しております、代表の地井です。
お子さまの姿勢や動きを見て、「うちの子、体が硬いかも?」と感じたことはありませんか?体が硬いと、スポーツのパフォーマンスが低下したり、ケガをしやすくなったりするだけでなく、成長や発育にも影響を与えることがあります。
本記事では、小学生から高校生までの「子どもの体の硬さ」について、医学的・理学療法的な観点から原因と改善方法を詳しく解説します。また、姫路市内で子供の運動能力向上をサポートする当スクールのトレーニングがどのように役立つのかもご紹介します。
子どもの体が硬い原因とは?
「子どもは体が柔らかい」というイメージを持たれがちですが、実は体が硬い子どもも少なくありません。その原因は、成長段階によって異なります。
① 小学生(6〜12歳)の場合
この時期は「プレゴールデンエイジ(6〜9歳)」から「ゴールデンエイジ(9〜12歳)」と呼ばれ、運動能力が急激に発達する時期です。しかし、体の柔軟性に関しては、以下の要因で硬くなりやすくなります。
(1)運動不足・座りすぎ
現代の子どもたちは、長時間の座り姿勢が増えているため、股関節やハムストリング(もも裏の筋肉)が硬くなりがちです。特に、小学生のうちから座る時間が長くなると、骨盤の前傾・後傾バランスが崩れ、柔軟性が低下します。
(2)片寄った動きの習慣
習い事やスポーツで特定の動きばかり繰り返すと、一部の筋肉ばかりが使われ、使われない筋肉が硬くなることがあります。特に、サッカーのキック動作や野球の投球動作など、片側の筋肉を多用するスポーツでは体の左右差が生じやすくなります。
(3)筋肉の硬直による成長痛
成長期の子どもは、骨の成長に対して筋肉や腱の伸びが追いつかず、一時的に筋肉が硬くなることがあります。特に、オスグッド病(膝の痛み)やシーバー病(かかとの痛み)がある子どもは、柔軟性が低下しやすいです
② 中学生(12〜15歳)の場合
この時期は急激な成長が起こり、身長が大きく伸びる「成長スパート」が見られる時期です。そのため、以下のような原因で体が硬くなりやすくなります。
(1)骨の成長に筋肉が追いつかない
中学生になると、一気に身長が伸びる子が増えます。しかし、筋肉や腱の成長は骨に比べて遅いため、柔軟性が低下しやすくなります。特に、アキレス腱やハムストリングが硬くなることで、姿勢が崩れやすくなります
(2)運動強度の増加
部活動が本格化し、運動量が増えることで、筋肉が疲労しやすくなります。適切なストレッチを行わないと、筋肉が硬くなり、ケガのリスクが高まります。
(3)姿勢の悪化
スマホやゲーム、長時間の勉強による前傾姿勢の影響で、肩や背中の柔軟性が低下しやすくなります。特に、猫背や巻き肩になると、肩関節の可動域が狭くなり、スポーツのパフォーマンスにも影響を及ぼします(参考:Kawakami et al., 2017)。
③ 高校生(15〜18歳)の場合
高校生になると、筋肉量が増加する一方で、以下の要因によって柔軟性が低下しやすくなります。
(1)筋力トレーニングの影響
部活動やジムでの筋トレにより、筋肉が発達する一方で、適切なストレッチを行わないと可動域が狭くなりがちです。
(2)生活習慣の変化
受験勉強やアルバイトなどで運動時間が減り、筋肉が硬くなることがあります。特に、座る時間が長くなることで、股関節や太ももの裏の柔軟性が低下しやすくなります。
子どもの体の硬さを改善する方法
① ストレッチの習慣をつける
特に重要なのは、以下のストレッチです。
•股関節ストレッチ(開脚・アキレス腱伸ばし)
•肩・背中のストレッチ(肩甲骨はがし、タオルストレッチ)
•ハムストリングのストレッチ(前屈、もも裏伸ばし)
② 体幹トレーニングで正しい姿勢を作る
体幹が弱いと、無理な力が関節や筋肉にかかりやすくなります。当スクールでは、四つ這いバランス、プランク、ブリッジなどの体幹トレーニングを取り入れています。
③ 運動のバランスを整える
スポーツをしている子どもは、片寄った動きになりがちなので、反対側の筋肉もしっかり動かすトレーニングが必要です。
参考文献
• Takahashi, S., et al. (2021). “Effects of prolonged sitting on hip flexor muscle stiffness in children.” Journal of Physical Therapy Science.
• Nishida, Y., et al. (2020). “Influence of unilateral sports activities on muscle stiffness in young athletes.” Sports Biomechanics.
• DiFiori, J. P., et al. (2014). “Overuse injuries in children and adolescents.” American Journal of Sports Medicine.
当スクールでのトレーニングのメリット
•個別指導で一人ひとりに合った柔軟性向上メニューを提供
•体幹トレーニングで姿勢を改善し、ケガの予防につなげる
•アジリティ・バランストレーニングで運動能力全体を底上げ
お子さまの柔軟性や体の硬さが気になる方は、ぜひ一度当スクールの体験レッスンにお越しください!姫路市内で運動能力を伸ばしたいお子さまのサポートを全力で行っています。
お問い合わせ・体験レッスンの詳細はこちらから!
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JTS姫路ジュニア体幹育成スクール、One's Fitスタジオ
住所:姫路市飾磨区細江2557
TEL:080-1476-8140
スクール代表:地井 明
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