【姫路市の親御様必見】子どもの成長段階で身につけるべき身体能力~理学療法の視点から徹底解説!〈兵庫,姫路市,飾磨区,JTSジュニア体幹スクール,One’s Fit姫路〉
2025/02/17
子どもが健やかに成長するためには、運動能力や運動神経、そして身体全体の機能がバランスよく発達することが大切です。実は、幼少期から小学生にかけての各段階で、身につけておくべき基本的な身体能力は異なります。この記事では、理学療法士の視点を交えながら、年長まで、小学2年、小学4年、小学6年までにどのような能力や機能を獲得しておくとよいのか、根拠とともに詳しくご紹介します。
1. 年長までに身につけたい身体能力
1-1. 基本運動パターンの獲得と神経系の柔軟性
【ポイント】
• 走る・跳ねる・転がるなどの基本動作
• バランス感覚と体幹の安定
• 視覚・触覚の統合(感覚統合)
幼児期(年長期まで)の子どもは、神経系の可塑性が非常に高く、基本的な運動パターン(走る、跳ねる、投げる、受けるなど)を遊びの中で自然に習得します。これらの基本動作は、後の運動能力の土台となり、体幹の安定性やバランス感覚、さらには感覚統合の発達にも大きく寄与します。理学療法の観点からは、日常の自由遊びや外遊びが神経回路の発達を促進し、運動神経の基盤を作るとされています。
1-2. おすすめの遊び・活動
• 自由な外遊び(砂場遊び、鬼ごっこなど)
• 体を大きく使う遊び(走り回る、ジャンプする)
• バランス遊び(一本橋や簡単な体幹運動)
幼児期は、親子で一緒に公園で遊ぶことや、家庭でも安全なスペースで体を動かす機会をたくさん作ることが、基礎的な身体能力の発達にとって非常に効果的です。
2. 小学2年までに身につけたい身体能力
2-1. 基本的な筋力と協調性の向上
【ポイント】
• 体幹の安定と柔軟性のさらなる発達
• 簡単な自重を用いたエクササイズ・遊びの導入
• 運動の正しいフォームの習得
小学2年生頃(6~8歳)になると、子どもの体は徐々に大きくなり、筋力や協調性の向上が期待される時期です。この段階では、まだ専門的な筋トレは必要ありませんが、遊びを通じた体幹の安定運動や、正しい姿勢を意識した運動(例えば、かけっこや簡単な球技)が効果的です。理学療法士は、無理のない範囲で「正しい体の使い方」を身につけることが、将来のスポーツパフォーマンスだけでなく、姿勢の改善や怪我予防にもつながると指摘しています。
2-2. おすすめの遊び・活動
• 縄跳びや鬼ごっこ:敏捷性や反応速度を楽しく鍛える
• 簡単な体幹運動:親子でのバランス遊びやストレッチ
• 球を使った遊び:投げる・キャッチする動作で協調性を養う
この時期は、勝ち負けにこだわらず、さまざまな動きを経験させることが大切です。
3. 小学4年までに身につけたい身体能力
3-1. 反応速度と瞬発力、柔軟性の発達
【ポイント】
• 瞬発力の向上
• 敏捷性の強化
• 柔軟性の幅を広げるストレッチ
小学4年生(8~10歳)になると、神経系の発達が進み、瞬発力や敏捷性がさらに求められるようになります。運動競技では、短い瞬間に大きな力を発揮する「瞬発力」が重要です。理学療法の観点では、正しい「脱力・重心移動・体の連動動作」を学ぶことが、効果的な瞬発力向上に不可欠です。また、柔軟性もこの時期に向上させると、怪我の予防や動作の効率化につながります。
3-2. おすすめの遊び・活動
• ダッシュや短距離走:瞬発力と反応速度を鍛える
• ラダーやミニハードル:敏捷性を高めるためのトレーニング
• ストレッチ&ダンス:柔軟性とリズム感の向上
この時期は、遊び感覚を保ちながらも、少しずつ「フォーム」を意識した運動を取り入れることが大切です。
4. 小学6年までに身につけたい身体能力
4-1. 高度な運動技能と持久力、バランス力の完成
【ポイント】
• 体力と持久力の強化
• 高度なコーディネーション能力
• スポーツ特有の技能(動作の正確性・タイミング)
小学6年生(10~12歳)に近づく頃、神経系はほぼ完成に近づき、身体能力の各要素(筋力、瞬発力、持久力、敏捷性、平衡性、柔軟性)がより高度なレベルに到達します。この段階では、スポーツや運動の技術がより専門的に発展しやすい反面、無理なトレーニングによるオーバーワークや怪我のリスクも高まります。理学療法的には、正しい運動フォームの維持と十分な休息・回復期間の確保が重要です。また、体幹トレーニングやバランストレーニングを組み合わせることで、将来的なパフォーマンス向上とともに怪我の予防にも効果が期待できます。
4-2. おすすめの遊び・活動
• 有酸素運動(ジョギング、サイクリング):心肺持久力を養う
• 体幹トレーニング(プランク、スクワット):全身の安定性を強化
• スポーツ大会やチームスポーツ:協調性や反応速度を実戦形式で向上させる
この段階では、好きなスポーツに挑戦しながら、全体的な身体能力のバランスを意識したトレーニングが理想的です。
5. 理学療法的視点から見た子どもへの運動指導の重要性
5-1. 成長過程と神経系の発達
理学療法士は、幼少期の神経系の可塑性の高さを活かすことが、運動神経の基礎形成に非常に効果的だと指摘します。幼児期にさまざまな運動を経験することで、脳と筋肉の連携が強化され、将来的なスポーツパフォーマンスや日常生活における動作の効率が格段に向上します。
5-2. 安全かつ効率的な運動習慣の形成
各年齢段階で無理のない運動を心がけることは、オーバーワークやケガのリスクを減らすためにも大切です。特に、ポストゴールデンエイジ期に向けては、基本動作の習得と正しいフォームの定着が将来の怪我予防に直結します。親御様は、子どもの運動習慣を見守り、時には専門家(理学療法士やスポーツ指導者)のアドバイスを受けることをお勧めします。
まとめ
【年長期~小学6年までのポイント】
• 年長期
基本的な運動パターンとバランス感覚、感覚統合を遊びながら獲得
• 小学2年生まで
体幹の安定と協調性、正しい姿勢を意識した遊びで基礎を固める
• 小学4年生まで
瞬発力・敏捷性・柔軟性を磨き、より正確な動作パターンを習得
• 小学6年生まで
持久力や高度な運動技能、全身のバランス力を完成させ、将来のスポーツや日常生活でのパフォーマンス向上を目指す
子どもの身体能力は、単に運動が上手い・下手ではなく、健康的な体作りや怪我予防、さらには認知や情緒の発達にも大きく関わります。姫路市内には、地域のスポーツクラブや体操教室、自然豊かな公園など、子どもの成長を支える施設も充実しています。ぜひ、親子で楽しみながら、バランスの良い運動習慣を取り入れていただき、未来の元気な子どもたちを育んでください。
【おわりに】
本記事が、子どもの成長段階に応じた適切な身体能力の向上方法を理解する一助となり、健やかな未来への基盤作りに役立つことを願っています。お子様の運動習慣についてご不明な点があれば、是非ご連絡ください♪
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