成長痛の種類とその予防について｜姫路市のジュニア体幹育成スクール〈兵庫,姫路市,飾磨区,JTSジュニア体幹スクール,One’s Fit姫路〉

成長痛の主な原因は以下の通りです。

✅ 骨の成長に筋肉が追いつかない

　- 子供の骨は成長が早いですが、筋肉や腱（けん）がそれについていけず、引っ張られることで痛みが出ます。

✅ 運動による負担

　- スポーツをしている子供は、特定の部位に負担がかかりやすく、痛みを引き起こすことがあります。

✅ 血流や疲労の影響

　- 成長期の子供は血流の変化が激しく、疲労がたまりやすい状態。その影響で痛みを感じることも。

✅ 夜に痛みを訴えることが多い

　- 運動後や夜間に痛みを感じることが多いですが、翌朝には痛みが消えているのが特徴です。

① オスグッド・シュラッター病（膝の成長痛）

📌 症状

• 膝のお皿の下あたり（脛骨粗面）が痛む

• ジャンプやダッシュの多いスポーツ（サッカー、バスケ、バレーなど）をしている子に多い

• ひざを押すと痛みが強い

📌 原因

• 大腿四頭筋（太ももの前の筋肉）が硬くなることで、膝下の骨が引っ張られ、炎症を起こす

② シーバー病（かかとの成長痛）

📌 症状

• かかとが痛い、押すと特に痛む

• 走る・ジャンプすると痛みが増す

• 片足でつま先立ちをすると痛みが強くなる

📌 原因

• かかとの骨（踵骨）が成長する際に、アキレス腱や足の裏の筋肉が引っ張られ、炎症が起こる

③ 腰椎分離症（腰の成長痛）

📌 症状

• 腰の痛み（特に反らしたときに痛む）

• 長時間のスポーツや激しい動きで悪化する

📌 原因

• 成長期の骨は柔らかく、ジャンプやひねる動作を繰り返すと腰の骨に負担がかかり、ヒビが入ることもある

成長痛の多くは、「筋肉が硬くなることで骨を引っ張る」ことが原因。ストレッチで柔軟性を高めると痛みの予防につながります。

✅ 膝の成長痛（オスグッド）の予防ストレッチ

→ 太ももの前側（大腿四頭筋）をしっかり伸ばす

1. 片膝を立てて、もう片方の膝を床につける

2. 膝を曲げながら、太ももの前側を伸ばす

✅ かかとの成長痛（シーバー病）の予防ストレッチ

→ ふくらはぎと足裏をしっかり伸ばす

1. 壁に手をつき、片足を後ろに伸ばす

2. かかとを床につけたまま、アキレス腱を伸ばす

② 適切なシューズを選ぶ

運動時の衝撃を和らげるために、クッション性のあるシューズを選びましょう。

• かかとや土踏まずをしっかりサポートするものを選ぶ

• インソール（中敷き）で衝撃を軽減する

③ 体幹を鍛えてバランスを整える

体幹がしっかりしていると、足や膝にかかる負担を軽減できます。

当スクールでは、ジュニア向けの体幹トレーニングを取り入れ、成長期の子供のケガ予防に力を入れています！