肩関節の特徴とは？｜仕組み・役割・ケガ予防まで徹底解説！｜姫路市の親御様へ〈兵庫,姫路市,飾磨区,JTSジュニア体幹スクール,One’s Fit姫路〉

✅ 肩関節は「球関節」｜人体で最も自由度の高い関節

 

肩関節（肩甲上腕関節）は、 ボール（上腕骨の骨頭）と受け皿（肩甲骨の関節窩）が接する「球関節」 です。

 

この構造により、

✅ 前後（屈曲・伸展）

✅ 左右（外転・内転）

✅ ねじる動き（内旋・外旋）

✅ 回す動き（水平屈曲・水平伸展）

 

など 360°近い自由な動き が可能になります。

 

しかし、その一方で 骨同士のかみ合わせが浅く、不安定な構造になっている ため、 靭帯や筋肉によるサポートが不可欠 です。

 

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✅ 「安定性」より「可動性」が優先されている関節

 

肩関節は、股関節と比較すると 「安定性よりも可動性を優先した関節」 です。

 

✔ 股関節（安定性重視） → 骨盤としっかり噛み合い、強靭な靭帯が支えている

✔ 肩関節（可動性重視） → 受け皿が浅く、自由に動かせるが不安定

 

⚠️ このため、肩は脱臼や痛みを伴うトラブルが起こりやすい関節なのです。

肩関節の不安定さを補うために、 4つの要素が重要な役割 を果たしています。

 

① 関節唇（かんせつしん）｜受け皿を広げるクッション

 

✔ 肩甲骨の関節窩を囲む軟骨組織

✔ 受け皿を深くし、関節を安定させる

✔ 関節唇が損傷すると「亜脱臼」や「肩の不安定感」が出やすい

 

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② 靭帯（じんたい）｜関節を支える強固なバンド

 

✔ 肩関節を固定する 「肩関節包靭帯」

✔ 無理な動きを制限し、脱臼を防ぐ

✔ スポーツで靭帯が伸びると、肩の緩みにつながる

 

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③ 回旋筋腱板（ローテーターカフ）｜肩を支える4つの筋肉

 

✔ 肩のインナーマッスル（棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋）

✔ 肩の安定性を高め、スムーズな動きをサポート

✔ ローテーターカフが弱いと「投球障害肩」「インピンジメント症候群」などのリスクが高まる

 

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④ 肩甲骨の動き｜肩の土台を支えるキーポイント

 

✔ 肩関節の 約1/3の動きは肩甲骨が担う

✔ 肩甲骨が硬いと、肩関節に負担が集中しやすい

✔ 特に成長期の子供は、肩甲骨の可動性を高めることが重要！

① 肩関節脱臼（だっきゅう）

 

✔ 腕を上げた状態で強い力が加わると、肩の骨が外れる

✔ バスケ・ラグビー・柔道などのコンタクトスポーツで多発

✔ 再発しやすく、肩が不安定になることが多い

 

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② インピンジメント症候群（肩の詰まり感・痛み）

 

✔ 肩を上げる動作で「引っかかる感じ」や痛みが出る

✔ 野球・バレーボール・水泳など、腕をよく使うスポーツで多発

✔ 肩甲骨の動きが悪いと発生しやすい

 

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③ 野球肩（投球障害肩）

 

✔ 投球動作の繰り返しで肩の筋肉・関節に負担がかかる

✔ 特に成長期の子供は「リトルリーグショルダー」に注意！

✔ 痛みを我慢して投げ続けると、将来的に肩の可動域が狭くなる

① 肩甲骨の可動域を広げるストレッチ

 

✅ 肩甲骨回し（前後30回）

✅ 胸を開くストレッチ（壁を使った胸の伸ばし）

 

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② ローテーターカフを鍛えるエクササイズ

 

✅ チューブを使った外旋・内旋トレーニング

✅ プランクで肩の安定性を向上

 

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③ 正しい姿勢を意識する（肩甲骨を寄せる習慣）

 

✔ 猫背になると肩甲骨の動きが悪くなり、肩の負担が増加

✔ 普段から胸を開く姿勢を意識することで、肩のケガ予防につながる！